茶の湯の愉しみ

四季折々の花と和菓子で、美味しい一服のお茶を楽しみましょう。ご興味・関心がどこにあっても茶の湯の奥深さを愉しまれることでしょう。

折々の愉しみ

白侘助と照葉

白侘助の蕾と白山吹の照葉を扁壺に入れました。

青葉も
紅葉も
照葉も
わくら葉さえも

すべて受け容れ
花は
茶室に唯一のいのちを輝かせます。

茶室の中で唯一
「いのちあるもの」
それが花です。

「花」のいのちをいただくこと
そこに何かあると思えます。

花一輪にいのちの尊さを思います。

茶には戦争はないのです。

千 利休は、茶道に「花は野に あるように」という言葉を残し、その美しさを追求しました。

これは、花を飾る際、自然な状態を模倣するのではなく、花自身の存在そのものを尊重し、その美しさを際立たせるように、余計な手を加えないという考え方を意味します。

利休は、茶の湯の空間における花を、単なる飾りではなく、茶席の雰囲気や雰囲気を高めるための重要な要素として捉えていました.

茶耳目心伝

「茶の湯とは
  心に伝え
  目に伝え
  耳に伝えて
  一筆もなし」

型を理屈として頭で知るだけでなく、からだで覚える。

型にこめられた心を通わせあい、人に礼をつくし、大切にものをあつかう心身を養う。

それが茶の稽古といえるでしょう。型というふるまい方をかけ橋として、心のはたらきを呼びさまし、人と人の心を結ぶのです。

本来、茶の湯に教科書はありません。稽古を通して「見習う」ことによって、茶の湯の心が伝えられているのです。


一汁三菜

最も正式な茶の料理が懐石とよばれます。

懐石とは、禅僧が修行中のひもじさをがまんするために、温めた石を懐(ふところ)に抱いた、という伝承にもとずき、質素な料理を意味する言葉です。

通常は一汁三菜の形で、汁・向付・煮物・焼物を基礎にしています。

これに加え強肴、吸物と八寸が出されます。

聖寵庵では茶事の懐石料理も手作りしております。

主菓子 干菓子

茶席の和菓子は、鎌倉時代から室町時代にかけて、その原型が固まったと言われています。

当時の和菓子には、主に木の実・果物・昆布などが使われていたようです。

日本では、1年12ヶ月の風物を和菓子に移し、和菓子に命名して茶席で用いてきました。

茶席では、
「濃茶には主菓子」
「薄茶には干菓子」
という基本的な取り決めはありますが、茶会の趣向や季節や道具との調和を考えて決めることができます。

聖寵庵では主菓子・干菓子も手作りしております。

聖寵庵 四季の室礼

季節の移り変わりの中
聖寵庵「四季の室礼」を紹介してまいります

聖寵庵六月の室礼

風炉 江岑棚

釣舟花入 泰山木

菓子「夜来香」

聖寵庵五月の室礼

風炉 台飾り

蛍袋

菓子「白根葵」

聖寵庵四月の室礼

吊り釜 旅箪笥

貝母

菓子「桜」

聖寵庵三月の室礼

透木釜 四方棚

油瀝青 加茂本阿弥

菓子「雪間の草」

聖寵庵二月の室礼

台目棚

筒茶碗

菓子「赤鬼」

聖寵庵一月の室礼

及台子 嶋台茶碗

炭台

菓子「雪餅」

表千家 聖寵庵への問い合わせ